空いた席に吸い込まれるように座って、私はうつらうつらしながら到着を待った。 駅に着くと、日が暮れて、空は群青色に染まっていた。星もキラキラ光っている。 私が駅に着いた時、ちょうど高校生たちがぞろぞろと帰っていくところだった。 いるはずない、と思いながらカズタカ君の姿を探してしまう私。 すると、男女混ざりあっている割と大勢の集団の中にカズタカ君を見つけた。 ……会いたかった彼。 だけど……、 「シズクさん?」