「なぁ唯樹。」


「なに?」


「さっきの子、彼女??」


「ん?…繭の事??」


「おぅ。」


「幼なじみだよ。」


「ふーん。」


「なんだよ!その反応…。お前好きなのか??」


「別にそんなんじゃねぇよ。」


「ふーん。」


「いや。なんか聞いたことある名前だと思って…。」

「あいつ俺らと同じクラスだよ。」


「今日初めて見たよ。」


「だって学校来てないもん。」


「なんで??」


「まぁちょっと色々あってな。」


「そうなんだ…。」