「いいから。で?」



「3階一番奥の空教室」



「さっすが!話しわかっているね」



「全く・・備品は用意してないぞ?」



「フッ、抜かりは無い!」


「鼻で笑いやがった!」



「俺がそんなヘマするとでも思っているのか?思っていたなら今すぐ考えを改めるんだな!愚民め!」



「言い方が物凄い悪役っぽいぞ!」



「今日中には届くことになっている。手配の方は他の先生に頼んだしな」


「他の先生?」


「保健室の小山先生」


「お前・・!教師までタラシこんだのか!?」


「タラシこんでねぇよ。頼んだら引き受けてくれたんだ」


「それをタラシこむって言うんだよ・・」


「何だ、その白けた目」