「・・顔赤いぞ?」
座っている俺よりも、立っているそのこの方が高いので上を見上げる形でその子の首に手をくっつけてすこし顔を近づける。
「熱・・っぽくはない・・な。動悸が早い気もするな・・保健室行く?」
「だだだだ、大丈夫です!!」
「そ。まぁ、自由席だし座りなよ?」
前の席が空いていたのでそこに座らせる。
その子の友達も、俺の斜め前に座る。
「わ、私、金井美里(カナイミサト)って言います!!」
「私は笹井貴美(ササイキミ)です」
「ふむ・・二人ともあれだな・・・」
「「あれ?」」
「可愛いな」
「っっっっ///////////」

