「何で無事なんだ?」 灰は被っているが、どちらも傷一つ無い 爆破で部屋がこんなにボロボロなのに…どうして? 「おそらく、この光が守っていたんだろうな。」 愁の言葉に俺達は耳を疑った。 光が…守ってた? 何でだ? 「!?これを見て下さい!」 菜摘は例の写真立ての写真を指す。 皆も順番に覗き込んだ。 「は?」 「嘘…。」 「まさか…。」 「そんな筈…。」 皆驚きを隠せない。 だって、そこに映っていたのは… 「「「「海…?」」」」