「っ?」隼人の叫びに一瞬怯んだ。 それくらい、隼人の声は苦しそうだった。 「俺達のせいって…どういうことだよ?」 俺が一歩前に出て来た時だった。 どこからかキュン、という音がして、反射的に俺は右に避ける。 すると、さっき居た場所に光線が炸裂した。 「なっ…!!」 「「「っ…!?」」」 皆も気付かなかったのか、驚いた顔で現状を見る。 避けるのが遅かったら、今頃… 副学の刺客かと思い、反撃の為出どころに手を向ける。 「は…?」