岬は反学園勢力に攫われた なら、反学園勢力の基地に殴り込むしか無い でも、場所も分からないし、何より私には力が無い 私が言ったって、足手まといになるだけ… なら、どうしたらいいの? 「あっ…。」 あの人なら あの人ならきっと、岬を助けてくれる ここの大人は頼りない あの人に頼むしか無い 私は携帯のメモリーを開いた。