「梅花?」 ギュッと、梅花は腕に力を込める。 「岬は何も変わらないよ。あんたは皆を救ったんだから。 それだけは、胸を張っていいんだよ。 それに、岬に何が起こっても、私はあんたの親友だからね。」 「梅花…。」 私は幸せなんだ こんなにも、私を支えてくれる親友が居るんだから… 「よし、じゃあテスト終了を祝して、久々にカラオケ行っちゃう?」 「うん、そうだね。」 笑いながら歩き始めたその時 ーーーキィィィ