「皆、大丈夫かな?」 星組の教室で、雅人はそう呟いた。 祐介の命令で、待機を命じられた二人。 あれから、祐介からの連絡は何も無い 卒業生もいる筈だから、捕まった訳では無いと思うが… 「っ…!えっ?」 夾捜索の為、能力を発動していた歩が声を上げる。 「どうした歩!」 「分からない…でも、嫌な感じがしたの。」 歩の言葉の直後 校内放送が鳴った。