俺達が来たのは、寮の屋根の上。 前に、陸斗の過去を聞いた場所。 「久し振りだな。二人で話すの。」 「…あぁ。」 俺達はいつもの場所に座る。 何も変わらない光景が、視界に映った。 「明日で、ここともお別れか。」 明日 午後5時 それを境に、卒業生は学園から居なくなる。 「何だよ、寂しいのか?」 「そりゃそうだろ?ここは家みたいなもんなんだから。 心残りだって、山ほどあるしな。」