奏汰との謎な絡みを遮ったのは トコトコと走って来た陸斗。 「あ、陸斗。」 あれから少しずつだけど、陸斗は徐々に心を開いてきた。 ま、その最大の要因は… 「陸斗~!!」 トコトコと走って来た陸斗に 後ろから強烈な跳び蹴りをかました人物。 おかげで陸斗は俺の下に辿り着く事無く その場に無様に倒れた。 「…少しは手加減してやれよ、悠太。」