俺は光っている資料を手にとる。 中身を見ても、確かに実験の資料だ… 「“E”と能力移植実験が関係ある…?」 どうして… 23年前は、まだアイツ等は“凍れる時間の秘法”に… 「そういえば、夾も、この実験の事…。」 「「「!!」」」 祐介の言葉で俺は思い出す。 夾は副学と実験は関係あると践んでいた なら、やっぱり“E”と? 「とりあえず、視るか?」 「あ、あぁ。」 俺達は指輪をしている手で 資料に触れた。