アレに触れればいいんだろ? けど、世界チャンピオンがそう易々と触れさせてくれるのか… 「美優と華と祐介はもう抜け出したわ。あとは皆だけなの。」 「…は?」 抜け出した?ここを? クマさんのパンチが俺に向かう。 そのパンチを、俺は片手で受け止めた。 「っ!?チッ…」 結構衝撃がある あんまやると骨が危ないな 俺は隙をついてクマさんに拳を入れる。 クマさんは華麗に避けた。 「しょうがねぇ…やるしかねぇか。」 俺はクマさんに向かって行った。