俺達は足を止める。 いや、止められた。 原因は、空から傘でフワフワと地上に降りてきている少女。 「は?」 「何、あれ!?」 まるで中世ヨーロッパのようなフリフリの服 おそらく、年はまだ10歳前後 少女は華麗に、フワリと着地した。 「…あなた達が、侵入者?」 !? 俺達は身構える。 …コイツも制服来てないから、無害かと思ったら そうでもなさそうだな 「空岡右京の意志を継ぎ、あの方に敵対する者…。」