「…えっ?」


こんなの…いつの間に?




「岬!」


梅花が駆け寄って来て、優しく抱き締めてくれた。



「良かった、無事で。」


「梅花…今何が起こったの?」



梅花は首を振る。



「分からない。岬があの人を止めた途端、光が辺りを包み込んで…。」


「わ、私?」



私が、あの光の原因?




そして、手の中に現れた黒色の小石




「私…何したの?」