男の子は無事みたい。 良かった… 「っ…!てめぇ!」 逆上した男の人がサラリーマンに襲いかかる。 サラリーマンも若いから、反射神経で避けていた。 けど、それも長くは続かない。 男の人はサラリーマンを壁に追いやり、逃げ場を無くす。 そこで掲げられた、包丁。 「危ない!」 私は男の人の腕を全力で抑えた。 「危ない、岬!!」