差し伸べられたその手を 私は必死に掴んで 私達は、列に並んでいく。 「成る程、アンカーか。」 「やりがいあるな。」 最後に並んだから、私達は赤組のアンカーだった。 けど、負ける気は全く無い 始まった大玉転がしは、赤組は段々抜かされて、三位 だけど、まだ逆転出来る可能性は充分ある。 「「行くぞ、岬。」 「うん!」