「つうか俺は全く悪く無い。いい迷惑だぜ…。」
この時悠里が悲しそうな顔をしていたなんて
俺は全く気づかなかった。
「まぁまぁ。きっと牧野君は陸斗君を取られちゃって拗ねてるんだよ。」
餓鬼かよ
それなら喜んで陸斗をプレゼントするぜ
「どうなの?陸斗君は。」
「どうもこうも。変わらねー。」
俺は左側にいる陸斗を見る。
相変わらず、無表情で歩いていた。
寝る時以外(と言っても乃木のせいで同じ部屋にされたが)はずっと一緒だけど
陸斗とはまだ一言も会話していない
「どうしたもんかね…。」
「おや?」
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