牧野は机を蹴り飛ばす。 ガン、と鈍い音が鳴った。 「俺はお前のその余裕こいてる所が気にくわねーんだよ、空岡。」 さっきより断然威力が増した睨み。 俺は目を反らした。 「っ!聞いてんのかよ!」 「ちょ、牧野君やめ「うわあぁ!」 隅の方で聞こえた悲鳴と ガン、という鈍い音。 どうやら、蹴り飛ばされて最終的に机にぶつかったらしい。 「!?無籐!?」