突如聞こえてきた声に




俺達は背筋を凍らせる。




この声…ヤバい



瞬間左肩に感じる重み



おそらく、肘を乗せられて居るんだろう





もう逃げられない




「な、何か用っすか…乃木先生。」


俺の真横にいるであろう星組担任:乃木理史はニヤリと笑った。



「分かる?今日はお前の遅刻500回記念日なん。
500回記念日おめでと~右京君♪」


怖っ!


乃木が右京君なんて呼ぶ時は、ろくな事が無い…



「へ、へぇ~俺、500回も遅刻してたのか。ソレハビックリダナ~。」

「そんな右京君に、コイツをプレゼント♪」