土煙が一部吹き飛ばされていく。 そこには、無傷のアイツの姿。 「!無、無傷!?」 馬鹿な、確かに直に入った筈… 「覚えてるか、オッサン?」 今のこの攻撃 俺達が初めて会った時と全く一緒なんだぜ? 「周りの温度差で創った蜃気楼…オッサンまだ学習出来てねぇみたいだな。」 俺はオッサンに向かって走っていく。 「!まだだ…ーー!」