オッサンの合図で周りの奴等は次々と撃ってくる。 飛んできたのは普通の弾じゃなく レーザーのような形の能力だった。 「は!?何だよこれ!?」 「能力!?」 確か、能力を込めて使う武器が開発されたと聞いた まさかこんな下っ端の連中まで普及してたのか! 「海!」 数々のレーザーを避けながら、愁は俺に背を合わす。 「守護隊はもう何を言っても敵だ。俺達には時間が無い!…戦るぞ。」 「っ…!…クソ!」 愁が頷いたのを合図に、俺達は守護隊に向かって行く。