グラウンドの彼





そこで川崎君は顔を上げて私の顔を見て、




「前橋さん、じゃなくて…… 美咲って呼びたい」



「っ!!」





今、私のこと
「美咲」って呼んだ……よね?




そして川崎君はベッドから腰をあげて近づいて来る。



心臓の音がドキドキとなっている。


飛び出そうだ。