「あー 、それは……」


「?」


私は首を傾げた。


川崎君はあまりはっきりしない様子。




そう話している内に、
南口を出て街へ着いた。



「じゃあ……俺こっちだから」



「あ、うん。それじゃあ」



川崎君は行ってしまった。


結局、何で私の名前を知ってるかは教えてもらえなかった。