グラウンドの彼





「あ、あぁ。そっか。ありがとう」


「うん……」



軽く微笑む川崎君にドキッとした。


多分、今顔赤くなってると思う。


見られたくなくてうつむいた。



だって、
今日初めて川崎君と話しから……


あんま、会話という会話はしてないけど……


夢みたいだ。


夢なら覚めないでほしいと強く願う。