グラウンドの彼






その時……



「ん…… あれ?」


川崎君がやっと起きた。


「あ、川崎君……」



「…………え?」


川崎君は、
今私の存在に気付いた。


なんか凄く驚いた顔をしてる。


きっと私が川崎君を見つけた時よりも川崎君は驚いてる。


凄く凝視してくる。



そんな見られると、



恥ずかしいっ!