私は降りる準備をし始める。



その時、



「えっ?」


自分の目を疑った。


だって、

彼が、川崎君がこの電車の後ろの方で腕を組んで寝ていたから……


何で、川崎君が私と同じ電車に乗ってるの?


イマイチ理解出来ないで居る。