…どうしたら、伝わるだろう。 この気持ちは、どうしたら。 悠里は絢音を見つめた。 これは、ただの映像だ。 自分が何を言おうと、絢音には聞こえない。 絶対に、届かない。 ……届かない、だろうか。 そんなの、やってみないとわからないではないか。 実際、天野は絢音たちに悠里の姿が見えることはないと言ったが、声も聞こえることはないとは言わなかった。 今までの悠里と天野の会話が文弥と絢音に聞こえていたようには思えないが、 ……それでも。