好き、だよ。


そんなワケで彼を知ってるんだ。


「………。」
「………。」

沈黙......


すると彼は

「…じゃああげる!俺、まだいっぱい持ってるし♪」

そう言って袋のなかを見せてくれた。たしかにいっぱいある。

「あ、ありがとう。」

「どういたしましてッ♪
じゃあね、麗ちゃん!!」

そう言って去ろうとした彼の制服の裾を




なぜかあたしは




掴んでしまったんだ。