「なんか文句あんの?」 「あのさ、真依ちゃん傷つけといてそれはないやろ。謝れや」 「は?……あぁ。好きな人教えないって言ったこと?」 勇樹君はまだ愛子を睨んでる。 愛子は睨み返すのを止めて、私に視線を移した。 「あんたに言わないのは理由があんの。ただ、理由は言えないの」 私の横を通ろうとしたとき、勇樹君が愛子の肩を掴んだ。