涙が愛しさに変わるまで




意外と優しいあいつ。



いつ好きになったのかなんて覚えていない。


そんな理屈で『好き』なんて気持ちは感じないと思うから。





「ま、間に合ったーっ!!」

ギリギリ教室に着いた。


「あんたはいっつも遅いっつーの。」

「しゃーないやん!!早起きはうちの大嫌いなものなんやから!」


そんな私の言葉を聞いてため息をついたのは、友人の三河 愛子(ミカワ アイコ)。


基本クールなカッコイイ女の子。