その時、目が合った。


「早くしろ、亀。」

カッチーーン。


「お前みたいな亀、どこにもいねぇよ。」

「うっさいなぁ!!」


「こら真依っ!!修ちゃんにそんなこと言わへんの!」

「修が悪いんやん!?」


「俺が迎えに来てるからお前は遅刻せずに済んでんだぞ?感謝しろ。」

「誰も迎えに来てなんて言うてへんわ!!」


「真依!早く行って来なさい!」