息があがり、汗に包まれている勇樹君がどかどかと歩いて来た。 そのときチャイムが鳴ってしまった。 そんなのも気にせずに茶道部室に入っていく勇樹君。 寝転んでいる愛子は上を向いた。 愛子の目は涙で滲んでいた。 勇樹君はその横に胡座をかいて、愛子の頭を撫でた。 「ごめん、愛子…。言い過ぎた…」 愛子の目から涙が流れた。