そう言えば、食事とお茶の段取りを私がしなくて良いものだろうか。と、いつもの癖で考えてしまうが、どうやらここでは私のほうが世話をされる側である様なので、少し様子を見ることにした。 しかし、人に世話をされるというのはどうも気恥ずかしい感じがする。 召し抱えて頂いたお屋敷で執事のお役目を仰せつかり、四十数年にわたって人のお世話をすることだけを行ってきた私が、逆にお世話されるというのは何かおかしな感じだ。