でも、それも長くは続かなかった。



私は小3になった。



3番目の家はおじさんもおばさんも優しくて。



私には勿体無い位だった。



勿論、お兄ちゃんも優しくて。



の、はずだった。



私はいつも通りみんなと一緒にご飯を食べた。



おばさんのご飯はいつも美味しかった。



「ご馳走様でした」



「はい、夢羽ちゃん、先にお風呂入いっちゃいなさい」



「はーい」





おばさんは夜、パートに出かけてる。



おじさんは夜勤。



今日の夜はお兄ちゃんと2人だ。