「夢羽」


「あ、お兄ちゃん。何?」


「ちょっと、パソコン見てほしいんだけど」


「えー」


「明日までに書類を仕上げなきゃいけないんだ」


「もー、しょうがないなぁ」


「わりぃな」



私は、機械関係が得意になっていた。



パソコンなんてお手の物。



「ここをこーすると・・・」


「お、なるほどな」


「これで出来ると思うよ」


「おお、ありがとな」


「じゃぁ、自分の部屋に戻るね」



私が部屋に戻ろうとした瞬間。



お兄ちゃんに腕を引っ張られた。



そのまま、ベットに倒れこむ形になって。