大地が笑い出したのはいいけど、龍ちゃんが笑い出したのは許せない。 そもそも、龍ちゃんがあんなっ!あんな・・・っあんなぁ〜・・・。 「ダァーッ!」 僕はどうしようもなくなって叫んでいた。 「どーしたの、パパ?」 大地が再び心配そうに僕を見て言った。 「急に叫んでどうしたんですか!?」 龍ちゃんは自分がこっ恥ずかしいことをいったのに気付いていないようだ。 「全部、龍ちゃんのせいだ!」 僕は全てを龍ちゃんのせいにして洗面所へと向かった。 勿論、龍ちゃんの手作り朝ご飯は全て平らげて、だ。