今日も普通の日になるはずだった。 だけどちがったんだ。 大地を幼稚園に連れていったのまでは普通だった。 いつものように幼稚園の女性の先生と世間話をしていると、廊下から見知らぬ男がやって来た。 目つきの悪い、茶髪の二十代前半?の男。 男は「ども」というと、職員室へと姿を消した。 先生方に、「彼は誰?」と聞くと、先程の男はこの幼稚園の新しい先生だそうだ。