「その・・・。好きな人に見られたり、触られたりとか初めてで・・・・・・恥ずかしくって・・・・・・」 龍ちゃん先生はホントに照れていた。 「へ?熱ってそれが原因ですか?」 我ながら、間抜けにきいた。 龍ちゃん先生は顔を背け、コクンと首を縦にふった。 なんて純情なんだ!!!! あ、僕も人のことは言えないんだけど・・・。 長い沈黙が続く。 こんな時に限って、大地はまだ夢の中だ。 気まずい!! ホントに気まずいぃ!!!!!! しょうがないので僕は無理矢理に仕事あるんで、といい逃げ出した。