「規則を破ってるからに決まってるでしょう?あと聞くけど、じゃあどうしてシャツを出したいの?」

「…………」

「言い返せないなら早くしまえ。」

ほら、黙る。大抵の規則破りはこの方法で対処できるんだから。

私、小宮莉緒は高校二年生。生徒会長をしています。
「まじ怖いわ〜。鬼め!」
「鬼で結構。」