僕の五感が 現実を捉える それが何の役に立たないとしても 暖かいとか冷たいとか 寒いとか暑いとか 美味しいとか不味いとか 腹が満たされていればそれで十分だろう 僕の心臓が ドクドクと脈打つ 誰もその存在を気に留めないとしても 悲しいとか嬉しいとか 楽しいとかつまらないとか 憎むとか愛でるとか そんなこと考える前に息をしろ おまえは生きている 先ずはそのことだけを考えろ