向かいに座ったアタシとバッチシ目が合う 「いや、何でもない」 あっという間に前言撤回してしまって、直也はごはんを食べ始めた 自分から言い出すのをやめたくせに 機嫌をなおすわけでもない テレビの中でタレントが発言する内容にすらイライラするみたいで眉間にしわを寄せていた 壁にかけているカレンダーが暖房の風を受けてヒラリと浮いた 終業式まであと数日 クリスマスなんて 直也とデートなんて アタシには夢のまた夢 ワンピース…むだになっちゃった