ゆかがぶしつけに彼女を指差すと
「ああ、あなた、剣道部の女子マネージャーだ、えーっと……」
と名前を思い出そうとしているから助け舟を出す
「坂田さん」
アタシがそう言った途端「真田(さなだ)です」と彼女に訂正されてしまう
ゆかは面白そうにクスクス笑って、紙袋を抱えなおした
「そうそう、真田さんだ」
得体のしれない無言が続いて、ビル風がアタシ達の体をより一層冷やす
「秋山先輩、行きましょう」
真田さんが直也の腕をしっかり組みなおすと歩き始めた
「あ、直也!」
何故か、呼び止めてしまった
呼び止めたけど……
何を言おう??
「ああ、あなた、剣道部の女子マネージャーだ、えーっと……」
と名前を思い出そうとしているから助け舟を出す
「坂田さん」
アタシがそう言った途端「真田(さなだ)です」と彼女に訂正されてしまう
ゆかは面白そうにクスクス笑って、紙袋を抱えなおした
「そうそう、真田さんだ」
得体のしれない無言が続いて、ビル風がアタシ達の体をより一層冷やす
「秋山先輩、行きましょう」
真田さんが直也の腕をしっかり組みなおすと歩き始めた
「あ、直也!」
何故か、呼び止めてしまった
呼び止めたけど……
何を言おう??



