DV彼氏に負けてたまるか!!




そんな事を考えながら
夏美が裕美を見てると…





「…ッ!おまえ…」



「な、なんでしょうか?」



「足ねぇじゃねえか!!」



「ありますよ。ホラ」



そういって裕美は
あたしの足を指差す。




「ぉ、お前もしかして…」



「や、やっとわかってくれました?」




「あたしの足を
奪いにきたのかぁー!!」



あたしは大声で叫ぶ。



ここは個室ではない。
当然他のやつらの
視線が痛い。



しかし奴らは
こんな話題性の塊の
裕美ではなく

あたしをジロジロ見る。



そりゃあそうだ…
きっとこいつは
あたしにしか
見えてないんだ…


だって…こいつは
ゆ、幽霊だから!!!!!!



「ぁ、あの全部
口にでてますけど…」


「じゃかましいわ!」


噛んだ。しかも
可愛くない風に。


そりゃ噛むわ。


だってあたしゃ
この世で唯一
嫌いなのが幽霊と
下心なんだよーッ!!!!