まだ、興奮冷めやらぬ帰り道、自称無農薬野菜専門店の息子亜樹(ほんまは商店街の八百屋やのに)が、口を開きよった。-お前、このまま大人なんのくやしない?-なんで?-だって、俺らこんなおもろいにゃで!-いやいや~たかが学芸会でうけただけやぞーと心の中でおもいながら僕は無難に-うん、そやな、俺らよしもといけるなー、、全国の人にせつめいしときますけど、関西ではおもろいやつに対する最高のほめ言葉あんたよしもといけるで、または近所のおばはんとのあいさつがわり、ほな、よしもといってくるわ!など、、ここで僕が使ったーよしもといけるなーは、ほんのあいずちていどやったのに、亜樹のやつこうきやがった、-せやろ~ぜったいいける。もっとみんなをわらかしたい。俺らの笑いが世界をすくうや|-なんかわけわからんことゆうとーんぞとまた、ことなき主義の僕はーほんまや、世界を救うや!-と答え今日の晩飯の事をかんがえていた。今日は水曜日おかんはパートが休みやし、しょぼいおやつや、パートの仕事の日は100円おいてってくれるんやけどな~ま、でも晩飯は手の込んだもんつっくってくれるやろこの前はハンバーグやったしその前はう~ん、、-おいきいてんのか!-亜樹が怒った顔でこっちみてる、やばいーおう、ネタかんがえてたんやって~-ほうか、ほなえええにゃけどーとしゃべってるうちに無農薬野菜の店のまえについた、亜樹が、-ほなな~とりあえずおくってみるわ~-、、、-うん、ほな!-亜樹と別れ僕の考えはまとまった。-カレーや、間違いない、カツカレーにはならへんかな~いそいでかえって、風呂でも洗たらカツカレーとまではいかんでも、コロッケカレーぐらいにはなるんちゃうやろか、と淡い期待を胸にはせながら家路をいそいだ。