「つーかよ~答えあるやつくらい写せよアホ!」
咲にチョップされた。
「う~。でも自由研究どうしよ……」
「それ俺がやっとくからお前は読書感想文頼む!」
「あたしが書いたら厨二になるよ?」
「知ってるよ!でも明日提出なんだよ仕方ないだろ!」
「それで何読んだの?官能小説?」
「は?ラノベ」
こんな感じで手分けしてやって、終わったのは夜11時。
「「終わったーー!!!」」
丸々一日かかった。
気持ち悪いくらいにシャーペンを握った。
床にごろんと寝転がって大きくのびをしたとき、
コンコン
「宿題終わったの?」
と、マミーがコーヒーとケーキを持ってきてくれた。
「うん見て!終わったの!ってケーキ!?わーい!」
「あざす!」
毎年8月31日はこうなる事を知ってるから、用意周到である。
それから「二学期早々遅刻しないように早く寝なさいよ」、と言って部屋を出ていった。
にがっき……ああ明日からまた学校なんだ……めんどー。

