うさミミ!~兄と王子と幼なじみと~「ヲタは××できないなんて、言わせないんだから!」(仮)




「ゆうゆ」



「ん?どしたの咲」




あたしより少し背の高い咲にまっすぐ見られる。



首をかしげたあたしは咲のほうに体を向けた。



なんだか目が反らせなかった。




暗くてよく見えないけど、



咲はあたしをじっと見て



安心したように微笑して



それからうつむいて



少し赤くなって……






近づいて来たかと思えば、



ぎゅっと抱き締められた。







最近こういうの多くない?



ゆうゆって呼ぶし……。




「咲……?」



「マジでわかんねーの?」




「え……」





あれ……珍しいな……。



咲の心臓の音が聞こえる。



あたしより数倍速い鼓動。




あたしに触れる咲の手が、体が、熱い。










「好きなんだよ」