午後3時。
「まだ早ぇーよ、暑いし」
と言う咲を連れて、河川敷の屋台へ行った。
主に食べ物を求めて。
「おいしー!!」
「どんだけ食うんだよ!つか全部俺に買わせやがって」
ゆうゆの手には、チョコバナナとリンゴ飴。
持ちきれなくて、咲にかき氷とタピオカを持たせている。
さっきまでは焼きそばとたこ焼きとイカ焼きを食べていた。←
どの屋台も並んでいたせいで、もう6時近い。
「あ!わたあめも食べたい!」
と指さすと、咲は、
「混んできたな」
なんて言ってあたしの手を握った。
「咲の手熱い」
「うっせ」
花火は7時から。
わたあめを買ってすぐ、土手に行って座る場所を探した。
「全然空いてない……先に場所取ってればよかった~」
「食べ物にこんな時間使うと思ってなかったからな!」

