脱衣所にて、
「はぁ…………」
のろのろ脱ぎながらため息が出た。
「なんだよ気持ちわりーな」
え、
「おにぃいたの!?」
「あ゛?」
そこにはもはや当たり前のようにお兄様がいた。
「ねえおにぃ……あたし咲が好き?なのかな……?」
その言葉のどこがいけなかったのか、
「あ゛ぁ!?」
ものすごい顔をされた。
「え、ちょ、おにぃ……?」
「付き合ってんじゃねえのかよ」
え?
「いやいや付き合ってないです」←なぜか敬語
「付き合ってもないのに一緒に風呂入るか普通」
「あれは咲が勝手に入ってくるんだもん」
「お前、鬼だな」
「はい?」
「どんだけもてあそびたいんだよ」
「もてあそぶ?何が?」
ちょっと何言ってるかわからないです。
そしたらおにぃは、ジト目で、
「そういうアニメ見てんのに気づかねーのな」
と言ったあと、
今度は真顔で、
「ま、これが二次元と三次元の壁……か」
と言い、最後にニヤッと笑って、
「俺様にしとくか」
って言って出ていった。
………………ん!?
最後のはなんだァァァァァァ!!

