無事に終業式を終えて、その日の午後。inゆうゆの部屋。



「はぁ~~~夏休みだね咲!毎日ギャルゲできるね!」


「だな!俺もうここ住み着くわ」


「住み着くの?はぁ……別にいいけど」


「い、いいのか!?……つかとりあえずその格好どうにかしてくれ」



汗臭い制服をポイして、ベビードールみたいなものに着替えたゆうゆ。


※ベビードールを部屋着にしている。



「でも咲、食費、光熱費は出してね!」←現実的


「ああ……ってスルー!?」


「だって暑いんだも~ん」


ごろんと床に寝転がる。


「無防備にそんな格好で寝転がるな…!//」


「顔赤いよ咲、熱?さっそく夏風邪?」


「ああもう!!やっぱお前の部屋に居候とかムリ……//」


「?あ、そう」





チャチャラチャーン♪


あたしの携帯が鳴る。


寝たまま片手で携帯を取った。


花音からのメールだ。



「雪原と進んでる?(^^)

 そういえばそろそろ和泉君
 誕生日だよね☆

 忘れてそうだなって」



…………!!!忘れてた!


そういえば咲の誕生日……夏休み始まってすぐなんだっけ。


どうしよ、去年何あげたっけ?



「咲、何か欲しいものある?」


「……この流れでってことは……そうゆうアレだよな?」


……今どうゆう流れだったっけ?



「もうすぐ咲、誕生日でしょ?」